昨日、阪神は序盤の得点をなんとか守り抜き、3連勝を達成。巨人も中日に勝ったため、首位とのゲーム差は変わらないものの、阪神の自力優勝の可能性も出てきた。
今日もなんとか勝って、明日以降に望みをつなぎたいところ。
東京ヤクルトスワローズスタメン
打順 | 守備 | 選手名 | 打席 |
---|---|---|---|
1 | 遊 | 長岡 秀樹 | 左 |
2 | 中 | 岩田 幸宏 | 左 |
3 | 左 | サンタナ | 右 |
4 | 三 | 村上 宗隆 | 左 |
5 | 一 | オスナ | 右 |
6 | 右 | 増田 珠 | 右 |
7 | 二 | 山田 哲人 | 右 |
8 | 捕 | 中村 悠平 | 右 |
9 | 投 | 小川 泰弘 | 右 |
阪神先発の大竹の対策なのか、左対左ながら相性の良い長岡を1番に起用。6番には昨日の試合で代打安打を放った増田を入れてきた。
先発は8月12日以来の登板となるライアン小川。捕手には中村を起用し、熟練バッテリーの凄みを見せるか。
阪神タイガーススタメン
打順 | 守備 | 選手名 | 打席 |
---|---|---|---|
1 | 中 | 近本 光司 | 左 |
2 | 二 | 中野 拓夢 | 左 |
3 | 右 | 森下 翔太 | 右 |
4 | 一 | 大山 悠輔 | 右 |
5 | 三 | 佐藤 輝明 | 左 |
6 | 左 | 前川 右京 | 左 |
7 | 捕 | 坂本 誠志郎 | 右 |
8 | 遊 | 木浪 聖也 | 左 |
9 | 投 | 大竹 耕太郎 | 左 |
阪神は通常運転。基本的に速球派の投手には梅野、コントロール重視の投手には坂本が先発マスク。大竹には移籍後2年連続となる2桁勝利の期待がかかる。
大竹は前回の試合が雨で流れ、コンディションの調整が難しかったと思うが、なんとかいい投球を見せてほしいところ。
試合結果
スコアボード
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安打 | 失策 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | X | 3 | 12 | 0 |
責任投手
勝利投手 | 大竹(10勝7敗0S)(阪神) |
---|---|
敗戦投手 | 小川(2勝5敗0S)(ヤクルト) |
セーブ | 岩崎(3勝4敗22S)(阪神) |
本塁打
ヤクルト | |
---|---|
阪神 |
おじさんの戦評
ヤクルトは初回から大竹の立ち上がりを攻める。先頭の長岡の中前を岩田がバントで1死2塁。サンタナが四球で出て、村上は三振に抑えたものの、粘った末にオスナにも選ばれて2死満塁の大ピンチ。
打席には増田。高めのストレートを捉えた打球は左翼への大飛球。これを前川がフェンスに激突しながら見事にキャッチするファインプレーを見せ、無失点で切り抜けた。このシーンがキーポイントになった。
久しぶりに1軍のマウンドに上がった小川だったが、安打は打たれるものの散発に抑えると、大竹も四球は出すものの立ち直り、なんともいえない投手戦を展開。その均衡が破れたのは6回裏だった。
先頭の森下・大山・佐藤の「森大佐」が単打を重ねて無死満塁の大チャンス。ここで打席には1回に見事なプレイを見せた前川が入る。カウント0-1からの3球目を打ち、中犠飛で先制。
続く坂本は左安、木浪は遊直となり、2死満塁で大竹に変わって渡辺諒が打席に向かう。ここでヤクルト中村がまさかのパスボール! これで2-0とリードを広げた。7回には森下にもタイムリーが出て3-0。このリードを桐敷→ゲラ→岩崎とつないで見事な完封リレーを達成。チームの連勝を4にのばした。
しかし強い。ここにきて今季最多となる貯金11を達成。正直なところ、前半戦は何で勝率が5割あるのかよくわからない試合が多かったが、ここにきての充実ぶりはヤバい。首位の巨人も勝ち続けているが、甲子園での直接対決も残っているので、そこまでにどうなっているのかも楽しみ。
大竹は昨年に引き続き、見事2桁勝利達成となった。
よかった選手
今日は前川に尽きると思う。結局ノーヒットだったが、初回のビッグプレイはもちろん、中犠飛が決勝点となったことを考えても貢献度は十分。素晴らしい活躍だった。
大竹も初回はかなり危ない感じで、その後も四球が多かったが、6回無失点はさすが。後を受けた桐敷・ゲラ・岩崎の投球も見事だった。
ヤクルトでは増田。7回裏の森下のタイムリーのあと、大山の打球をスタンドギリギリで見事にキャッチした。フェアゾーンではなかったが、ナイスプレイだった。
岡田監督のひとこと
(初回の前川のプレーについて)
岡田監督「おーん、なあ。あれは大きかった、ホンマ。左利きで良かったよ。右だったら捕れてないかも分からんなあ、おーん」
順位表
順位 | チーム名 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 引分 | 勝率 | 勝差 | 残試合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 巨人 | 131 | 70 | 55 | 6 | .560 | - | 12 |
2 | 阪神 | 133 | 69 | 58 | 6 | .543 | 2 | 10 |
3 | 広島 | 128 | 64 | 59 | 5 | .520 | 3 | 15 |
4 | DeNA | 127 | 64 | 61 | 2 | .512 | 1 | 16 |
5 | 中日 | 133 | 54 | 71 | 8 | .432 | 10 | 10 |
6 | ヤクルト | 130 | 54 | 72 | 4 | .429 | 0.5 | 13 |