虎とおじさん

阪神タイガースに捧ぐ!おじさんの野球ブログ

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2024年10月03日(木)○ DeNA 1-3 阪神

 阪神の今シーズン最終戦。今季は2位が確定しているものの、相手のDeNAも3位が確定。10月12日からは同じカードでクライマックスシリーズ 1stステージが始まるため、ここも勝って苦手意識を与えておきたいところ。
 近本は最多安打、桐敷は最多ホールドのタイトル獲得に、少しでも可能性を残しておきたい。

阪神タイガーススタメン

打順 守備 選手名 打席
1 近本 光司
2 中野 拓夢
3 森下 翔太
4 大山 悠輔
5 佐藤 輝明
6 前川 右京
7 坂本 誠志郎
8 木浪 聖也
9 大竹 耕太郎

 昨年に引き続き、2年連続となる2桁勝利を達成した大竹が先発。なんで大竹なのかなと思ったが、今日4回を投げきれば、自身初となる規定投球回数をクリアするそうだ。到達したことがなかったのは知らなかった…。

 打線はいつもの通り。近本が安打を量産できるかが鍵。できればタイトルを取らせてあげたいところ。

横浜DeNAベイスターズスタメン

打順 守備 選手名 打席
1 梶原 昂希
2 牧 秀悟
3 佐野 恵太
4 オースティン
5 宮﨑 敏郎
6 桑原 将志
7 森 敬斗
8 伊藤 光
9 ケイ

 先発はケイ。ここまで登板した23試合すべてが先発起用。今年は6勝8敗の成績をあげている左腕だ。阪神戦にはここまで2試合登板し、0勝1敗の成績。今日もなんとか打ち崩したいところ。

 いつも通りの重量級打線。何度も言っているがオースティンだけには気をつけよう。どこに何を投げても打たれそうで怖い。

試合結果

スコアボード

  1  2  3  4  5  6  7  8  9  計  安打 失策
阪神 0 0 0 0 3 0 0 0 0 3 9 1
DeNA 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 5 1

責任投手

勝利投手  大竹(11勝7敗0S)(阪神)
敗戦投手  ケイ(6勝9敗0S)(DeNA)
セーブ  石井(4勝1敗1S)(阪神)

本塁打

阪神   
DeNA   

おじさんの戦評

 阪神の今シーズン最終戦…だけど雨がすごい。先発が大竹さんだから?

 

 DeNA先発のケイは雨の影響もあるのか森下や近本に死球を与えながらもなんとか粘りの投球で無失点。大竹はスローボールを巧みに操り、DeNA打線を抑えていく投手戦。大竹は4回を無事投げ終え、見事自身初の規定投球回数に達した。おめでとう!

 

 打線は5回表にケイを責め、四球・安打・3失で無死満塁。ここで4番の大山が右線に2塁打を放ち2点を先制すると、佐藤の犠飛で3-0とリードを広げる。

 

 大竹の後は、岡留・富田・島本・石井とつないで勝利。7回裏に前川の落球で1点を失ったものの、3-1で見事最終戦を飾った。

 

 近本は残念ながら最多安打に及ばず。桐敷の登板は?…と思ったが、そもそもベンチ入りしていなかった様子。ごめんなさい。最優秀中継投手のタイトルは中日・松山の結果待ちとなった。

よかった選手

 満塁での大山の打撃は見事だった。大山を含め、中野・前川もマルチ安打を達成。このままの勢いでクライマックスシリーズも頑張ってほしい。

 投手陣もいい感じだったと思う。大竹もスローボールを効果的に使えていた。3回の牽制も見事。

 

 オースティンは今日無安打。残り3試合となったが、頑張って首位打者のタイトルを獲ってほしい。現状首位打者は残り1試合のヤクルトのサンタナ。こっちもどうなるのか楽しみ。

試合詳細

順位表

順位 チーム名 試合 勝利 敗戦 引分 勝率 勝差 残試合
優勝 巨人 143 77 59 7 .566 - 0
2 阪神 143 74 63 6 .54 3.5 0
3 DeNA 140 69 68 3 .504 5 3
4 広島 142 67 70 5 .489 2 1
5 ヤクルト 142 62 76 4 .449 5.5 1
6 中日 140 59 73 8 .447 0 3

 

2024年09月30日(月)● 阪神 0-2 DeNA

 昨日、見事な逆転勝ちを収め、今シーズンの2位を確定させた阪神。

 以降は消化試合となるものの、甲子園最終戦となる今日は勝っておきたいところ。

横浜DeNAベイスターズスタメン

打順 守備 選手名 打席
1 梶原 昂希
2 牧 秀悟
3 佐野 恵太
4 オースティン
5 戸柱 恭孝
6 神里 和毅
7 京田 陽太
8 森 敬斗
9 吉野 光樹

 DeNAの先発は吉野。2022年のドラフト2位右腕。今季は先発として数試合マウンドに立っている。8月に阪神戦にも投げていて、正直どんな投手なのかまだつかめていないが、三浦監督が期待していることは間違いない。

 今日はオースティンがスタメン。6番に神里が入っていることでわかるように、阪神の先発は青柳さんだ。宮崎が入っていないのもそのため。宮崎が出てくる前に勝負をつけたいところ。

阪神タイガーススタメン

打順 守備 選手名 打席
1 近本 光司
2 中野 拓夢
3 森下 翔太
4 大山 悠輔
5 佐藤 輝明
6 前川 右京
7 坂本 誠志郎
8 木浪 聖也
9 青柳 晃洋

 阪神の先発は開幕投手の青柳さん。DeNA戦によく投げているイメージがある。見事、甲子園最終戦を飾れるか。

 打線はいつもの通り。ヤクルト長岡に安打数で抜かれてしまった近本は、ここでなんとか挽回し、最多安打のタイトルに近づけるか。

 そのほかは、初の1軍昇格となった佐藤蓮、川原の両投手の登板にも期待。

試合結果

スコアボード

  1  2  3  4  5  6  7  8  9  計  安打 失策
DeNA 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 9 1
阪神 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0

責任投手

勝利投手  吉野(3勝2敗0S)(DeNA)
敗戦投手  村上(7勝11敗0S)(阪神)
セーブ  森原(2勝6敗28S)(DeNA)

本塁打

DeNA  宮崎14号(6回表2ラン)
阪神  

おじさんの戦評

 今日は森原が素晴らしかった。6回まで無安打に抑えられ、そのまま交代。甲子園がどよめいていたが何かあったんだろうか。もし筆者が監督なら、無安打のままだったら本人が代えてくれというまで投げさせるけどなぁ。投手出身の三浦監督だけに、何か感じるものがあったんだと思う。

 

 6回表の宮崎もすごかった。代打で出てきて左翼ポール際に大きな当たりを放つもファウル。三浦監督がすかさずリクエストするも判定は変わらず。そして打ち直しの初級、今度は完璧にスタンドに叩き込んだ。今日はこれで勝負あり。

 

 阪神は9回裏に2死1、2塁で打席に佐藤、1発出ればサヨナラの場面だったが、森原の真ん中付近のストレートに三振でゲームセット。甲子園最終戦を飾ることはできなかった。

よかった選手

 佐藤蓮はプロ入り初登板。東妻、梶原、牧の3人でピシャリと抑えた。コントロールにはまだ不安があるが、今後が楽しみな投手。

 同じく川原もプロ入り初登板。佐藤蓮より厳しい佐野・オースティン・戸柱・宮崎・桑原との対戦となったが、ピンチを背負いながらも最後は無失点で切り抜けた。フォームがきれいな投手。こちらも今後が楽しみだ。

 

 DeNAでは先述の通り、森原と宮崎がよかった。京田は守備ではマズいところを見せてしまったが、マルチ安打できたのはよかったと思う。

 

 あと、よかった選手ではないが、木浪の途中交代が気になる。途中から出てきた小幡も無事に復帰できてよかった。

岡田監督のひとこと

 (佐藤蓮について)

 岡田監督「佐藤初めてや。映像見とったけどな、鳴尾浜で投げてるな。もうちょっと暴れるかなと思ったけどな。暴れそうで暴れないというな、そういうの武器かも分からんし」

 

 (川原について)

 岡田監督「最後良かったよな、(桑原の)見送り三振。インコース投げ込めたいうのは良かったと思うよ。思った以上に落ち着いとったよな、初登板でな」

試合詳細

順位表

順位  チーム名 試合  勝利  敗戦  引分  勝率  勝差  残試合
優勝 巨人 142 76 59 7 .563 - 1
2 阪神 142 73 63 6 .537 3.5 1
3 DeNA 137 68 66 3 .507 4 6
4 広島 139 66 68 5 .493 2 4
5 ヤクルト 140 61 75 4 .449 6 3
6 中日 140 59 73 8 .447 0 3

 

2024年09月29日(日)○ 阪神 7-6 DeNA

 昨日、セ・リーグ優勝を決めた巨人。阪神はクライマックスシリーズ出場を決めているものの、ここは勝って2位を確保しておきたいところ。

 選手はモチベーションの維持が大変だと思うが、なんとか最後まで阪神らしい試合を見せてほしい。

横浜DeNAベイスターズスタメン

打順 守備 選手名 打席
1 梶原 昂希
2 桑原 将志
3 佐野 恵太
4 牧 秀悟
5 宮﨑 敏郎
6 筒香 嘉智
7 伊藤 光
8 森 敬斗
9 東 克樹

 先発は、ここまで13勝4敗とDeNAを引っ張っている東。好投手であることは間違いないので、泥臭く点を取っていきたいところ。

 今日は絶対的4番のオースティンがベンチスタート。理由はちょっとよくわからないが、とりあえずチャンスなのは確か。

阪神タイガーススタメン

打順 守備 選手名 打席
1 近本 光司
2 中野 拓夢
3 森下 翔太
4 大山 悠輔
5 佐藤 輝明
6 井上 広大
7 梅野 隆太郎
8 木浪 聖也
9 才木 浩人

 先発は、ここまで13勝3敗の才木。前回の巨人戦では菅野と投げ合い見事勝利。今日もいいピッチングを見せてくれるのか。おそらく今日が今年のレギュラーシーズン最後の登板となるはず。

 打線はいつもの通り。今季、東からプロ初本塁打を放っている井上に期待。最多安打、盗塁王のタイトルがかかる近本にも注目が集まる。

試合結果

スコアボード

  1  2  3  4  5  6  7  8  9  計  安打 失策
DeNA 1 0 1 0 0 3 1 0 0 6 13 1
阪神 0 0 1 0 1 0 5 0 X 7 9 0

責任投手

勝利投手  漆原(1勝4敗0S)(阪神)
敗戦投手  伊勢(2勝3敗0S)(DeNA)
セーブ  ゲラ(1勝4敗14S)(阪神)

本塁打

DeNA   
阪神   

おじさんの戦評

 才木が6回5失点と打ち込まれるも、2-6とリードされた7回裏に打線爆発。

 糸原の左安、近本の犠飛、大山の右安で5-6の1点差に詰め寄り、さらに2死1、2塁と逆転のチャンスで打席には佐藤。昨日の走塁から見違えるようになった佐藤の走者一掃の3塁打で7-6と一気に逆転に成功した。

 

 この1点のリードを守り、今日はなんとか勝利。連敗を3で止めたのは大きかったと思う。阪神は今年のセ・リーグ2位が確定。漆原は移籍後初勝利となった。

 

 今日は勝ったが、キーポイントというか、なんかすごかったのは6回表のDeNAの攻撃。1死2、3塁で打席には伊藤光。

 スクイズを試みるも空振りし、しかもそのボールを梅野が後逸。突っ込んできた3塁走者の牧、2塁走者の宮崎がダブルスチール扱いとなり、牧にホームスチールが記録された。牧はなんか持ってると思う。

よかった選手

 大山は第1打席からいい感じで打てていたと思う。左飛にはなったが、本塁打級の当たりだった。7回のタイムリーも見事。あと糸原はやっぱりすごいね。佐藤の充実ぶりと、中野、木浪に当たりが出たのもよかった。

 

 DeNAは打線がヤバい。梶原・桑原・佐野の1~3番が全員猛打賞。なかでも佐野は4安打1四球で5打席すべて出塁した。阪神を上回る13安打を記録しながら、6番~8番に当たりがなかったのは厳しかった。展開次第では負けてもおかしくない試合だった。

岡田監督のひとこと

 岡田監督「これからまだ1カ月ぐらいは野球をしたいと思うので、いい準備をしたい」

試合詳細

順位表

順位  チーム名 試合  勝利  敗戦  引分  勝率  勝差  残試合
優勝 巨人 142 76 59 7 .563 - 1
2 阪神 141 73 62 6 .541 3 2
3 DeNA 136 67 66 3 .504 5 7
4 広島 139 66 68 5 .493 1.5 4
5 ヤクルト 140 61 75 4 .449 6 3
6 中日 140 59 73 8 .447 0 3

 

2024年09月28日(土)● ヤクルト 7-2 阪神

 今シーズンも残り4試合。今日はヤクルトとの最終戦だ。その後はDeNAと3試合という偏ったスケジュールだけど仕方ない。

 巨人のマジックは1。巨人の勝ちはもちろん、阪神の負けでも巨人の優勝が決まる。連敗はしているものの、昨日と同じで阪神は勝ち続けるしかない。

阪神タイガーススタメン

打順 守備 選手名 打席
1 近本 光司
2 中野 拓夢
3 森下 翔太
4 大山 悠輔
5 佐藤 輝明
6 井上 広大
7 梅野 隆太郎
8 木浪 聖也
9 ビーズリー

 阪神の先発は、対ヤクルト4戦4勝のビーズリー。前に書いたかもしれないが、個人的にビーズリーはメッセンジャーのようなエースになってくれる投手だと思っているので、ここは無双の活躍を期待したい。

 打撃陣では、なぜか調子の良い佐藤はもちろん、井上の活躍に期待。岡田監督のいう、状況に応じたバッティングができるか。

東京ヤクルトスワローズスタメン

打順 守備 選手名 打席
1 長岡 秀樹
2 西川 遥輝
3 サンタナ
4 村上 宗隆
5 オスナ
6 山田 哲人
7 丸山 和郁
8 内山 壮真
9 山野 太一

 先発は山野。中日戦では打たれたが、このところ安定した投球を見せている。なんとか序盤に攻略し、ビースリーを助けたいところ。

 現在最下位とは思えない打線だが、とにかくサンタナ、村上、オスナの前にランナーを貯めないこと。そうすればなんとかなる…と思う。

試合結果

スコアボード

  1  2  3  4  5  6  7  8  9  計  安打 失策
阪神 0 0 1 1 0 0 0 0 0 2 4 0
ヤクルト 0 4 0 0 1 0 2 0 0 7 14 0

責任投手

勝利投手  山野(3勝4敗0S)(ヤクルト)
敗戦投手  ビーズリー(8勝3敗0S)(阪神)
セーブ  

本塁打

阪神  
ヤクルト  サンタナ15号(2回裏3ラン)、山田13号(7回裏ソロ)

おじさんの戦評

 この試合は2回裏がすべて。

 

 この回先頭の丸山の打球が、ビーズリーの右足に直撃。マウンドに伏せたまま立てなくなってしまった。

 しばらくして立ち上がり、治療を行った後、再びマウンドに上がったが、2死2塁から長岡にタイムリー、西川には四球を与え、続くサンタナに3ランを浴びる。

 

 その後は3回、4回に1点ずつ返すも、5回以降はノーヒットに抑えられてしまい、ゲームセット。巨人も普通に広島に勝ち、リーグ優勝が決まった。

 

 悔しいが負けは負け。今シーズンは最初から厳しい戦いが続き、Aクラスも危ういかと思った時期もかなりあったので、最後に優勝争いできたのは本当によかったと思う。

 

 クライマックスシリーズも残っているが、正直これは単なる興行。ここは巨人にキッチリ勝ってもらって、シリーズでソフトバンクと戦ってほしい。

 

 阿部監督おめでとう!

よかった選手

 強襲ヒットを受けてもマウンドに上がったビーズリーに男意気を感じた。2番手の富田もよく投げたと思う。

 2回表、佐藤が2塁打を放ったときの走塁は素晴らしかった。猛虎魂を感じた。その後のゲッツーは仕方ない。多分ギャンブルスタートだったんだと思う。

 

 リリーフで出てきたヤクルトの丸山・大西・ロドリゲス・木澤の4人は、結局1人のランナーも出さないパーフェクトリレーを達成。

 大きくリードした7回裏のチャンスの場面で、打席に川端を送った高津監督にも凄みを感じた。来季のヤクルトは強いかもしれん。

岡田監督のひとこと

 (2回の遊直ゲッツーの場面について)

 岡田監督「いや、ゴロゴーやから戻れんやろ。そんなの。そんなん戻られへんよ。行けへんのやったら戻らなあかんけど。指示が。行けのサインやねんから、そら無理やろ。左ピッチャーやのに、そんなんゴロゴーのサインでライナー打つのがアカンわな」

試合詳細

順位表

順位 チーム名 試合 勝利 敗戦 引分 勝率 勝差 残試合
優勝 巨人 141 76 58 7 .567 - 2
2 阪神 140 72 62 6 .537 4 3
3 DeNA 135 67 65 3 .508 4 8
4 広島 138 66 67 5 .496 1.5 5
5 ヤクルト 139 60 75 4 .444 7 4
6 中日 139 58 73 8 .443 0 4

 

2024年09月27日(金)● 広島 3x-2 阪神

 試合前の段階で、巨人のマジックは3。下手すると明日にも巨人の胴上げを見ることになる。

 今、阪神にできるのは目の前の試合を勝つことだけ。今日の相手は9月に入って4勝18敗と絶不調のカープ。ここで負けるようではもう今年は難しいか。

阪神タイガーススタメン

打順 守備 選手名 打席
1 近本 光司
2 中野 拓夢
3 森下 翔太
4 大山 悠輔
5 佐藤 輝明
6 前川 右京
7 坂本 誠志郎
8 木浪 聖也
9 大竹 耕太郎

 先発は広島キラーの大竹。前回の広島戦では6回2失点で負け投手となってしまったが、広島戦には1点台の防御率を誇っている。今日もなんとか鯉を料理したいところ。

 坂本がスタメンのときは、梅野が大事な場面で代打で出てくる傾向にある。そんなに調子がいいならスタメンで使えばいいのに。

広島東洋カープスタメン

打順 守備 選手名 打席
1 秋山 翔吾
2 中村 奨成
3 矢野 雅哉
4 小園 海斗
5 坂倉 将吾
6 菊池 涼介
7 田村 俊介
8 會澤 翼
9 大瀬良 大地

 先発は大瀬良。勝ち星こそ少ないものの、防御率1点台は立派の一言。藤浪に危ないをボール投げられたときに「大丈夫」のジェスチャーを送ってくれたことは今でも覚えている。人間的にも尊敬できるナイスガイ…だが、今日は打ち崩したいところ。

 2番に中村奨成、3番に矢野という変則オーダー。いや、ちょっと見てないうちにこれが定着しているのか? すでに混乱気味。とりあえず1番の秋山が怖い。

試合結果

スコアボード

  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  計  安打 失策
阪神 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2 7 1
広島 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1x 3 8 1

責任投手

勝利投手  島内(10勝6敗0S)(広島)
敗戦投手  村上(7勝10敗0S)(阪神)
セーブ  

本塁打

阪神  佐藤輝16号(7回表ソロ)
広島  

おじさんの戦評

 どんな結果にせよ、負けは負け。ただ、キーポイントはどう見ても同点で迎えた9回表だったと思う。

 

 佐藤の右安と相手のエラーで無死1、3塁の大チャンス。坂本に代わり、打席には糸原。栗林相手にフルカウントまで粘り、惜しくも浅い右飛。続く木浪もフルカウントまで粘った末、四球を選んで1死満塁。今日の栗林は抜け玉が多い。つけいるスキはありあり。

 

 岩崎の打順だったので当然代打を送る。糸原・渡邉・小野寺を使ってしまったため、代打に送れそうなのは原口・井上・島田あたりか。しかし、ここで岡田監督が打席に送ったのは梅野。

 

 いや、梅野は確かにいい選手ですよ。坂本に代打を送ったので、ベンチに残っている捕手は梅野だけ。なので確実に9回裏には梅野が守備につく。そこはわかってる。けど、ここは原口なんじゃないの? というか原口の出番少なくない?

 

 最終的に岡田監督が梅野を最適と判断したんだから、原口の調子とかも関係しているんだとは思う。筆者も練習から見てるわけでもないし。現場にいる人の判断が1番ですよ。それは間違いない。だからここは代打梅野が最適だったはず。結果は3球三振だったけども。

 

 そして延長に入った11回表、2死1、2塁のチャンスで梅野の打席。もう捕手がいないので仕方がないけど、ここでも3球三振。いや、梅野を責めてるわけじゃないんです。けど、こうなんというか。言いにくいけど、勝利への執念をもうちょっと見せてほしかった。そこだけが残念。

 

 今日は完敗。そして巨人も中日に勝利したのでマジックは1に。

よかった選手

 佐藤はよくやった。前の試合で岡田監督から間接的にすごいこと言われていたのがきいたのかもしれない。4打数3安打1本塁打1四球はお見事。明日もこの調子で活躍してほしい。投手陣は誰も責められない。本当に今日もありがとう。

 

 黒原のピッチング、そして秋山のボールの見逃し方が怖かった。島内も回またぎでよく頑張ったと思う。今季10勝目おめでとう!

岡田監督のひとこと

 岡田監督「ひっくり返しとかなあかんわな。あのチャンスでな。負ける時はそんなもんや」

 村上「結局サヨナラ負けしたんで、自分のせいですし。今日は自分のせいで負けたと思います」

 大山「すみませんでした。本当に申し訳ないです」

試合詳細

順位表

順位 チーム名 試合 勝利 敗戦 引分 勝率 勝差 残試合
1 巨人 140 75 58 7 .564 M1 3
2 阪神 139 72 61 6 .541 3 4
3 DeNA 135 67 65 3 .508 4.5 8
4 広島 137 66 66 5 .500 1 6
5 中日 139 58 73 8 .443 7.5 4
6 ヤクルト 138 59 75 4 .440 0.5 5