2024年09月10日（火）○ 阪神 7-2 DeNA

　今日から甲子園に戻っての7連戦。広島と巨人がぶつかることもあり、なんとかこのDeNAとの3連戦はものにしたいところ。逆に3つとも負けると優勝どころか4位に転落してしまうので、非常に大切な1戦。

　しかも今日は3塁アルプス席からの現地観戦！なんとか勝ってほしい！

横浜DeNAベイスターススタメン

　阪神の先発、青柳さんにめっぽう強い神里を2軍から昇格させて1番に起用。上位打線に左を並べ、中盤から超攻撃的なメンバーが名を連ねる、ものすごく怖い打線。今日のキーとなるのは神里とオースティンだと見た。

　だが最大の敵はここまでQS率100％、12勝2敗のエース東。いつものパタンに持ち込んで得点できるのか？

　阪神の先発は今季の開幕投手、青柳さん。ここまで1勝3敗と苦しんでいるが、2軍ではいい感じになってきたそうなので、ここで大仕事を期待したい。1番の神里攻略がカギ。

　打線には左の東に対し、6番に井上を起用。捕手には坂本ではなく梅野。これも珍しい気はするが、目先を変える意味ではいい判断かもしれない。個人的には今季既に東から本塁打を放っている井上に期待したい。

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計	安打	失策
DeNA	0	0	0	2	0	0	0	0	0	2	9	0
阪神	0	1	0	1	1	2	2	0	X	7	15	0

DeNA
阪神	森下14号（5回裏ソロ）、渡邉2号（7回裏ソロ）

　初回、先頭の神里の打席で青柳さんが投手強襲の当たりを処理できたのが大きかったと思う。体に当たったので心配したが、大したことなさそうだったのでよかった。これで流れに乗れた気がする。

　4回の青柳さんのスクイズに井上の神タッチはもちろん、6回の梅野がヘッドスライディングでもぎ取った内野安打から木浪・島田の連続バスター成功には痺れた。

　それでもキーポイントは5-2とリードした7回表の守備。代わった石井が無死2、3塁とピンチを招き、打席には宮崎。外角のボールをそのまま右翼に打ち、犠飛で1点は仕方ないと思っていたところ、森下のバックホームでオースティンの捕殺に成功！そのまま無失点で切り抜けられたのはめちゃくちゃ大きかった。

　ヒーローインタビューで森下は「大山さんに向かって思いっきり投げました！」みたいなことを言っていたので、山なりではなく、低い返球を心がけたことが捕殺につながったと思う。3塁ランナーだったオースティンの足を考えても大きなプレーだった。

　あと、久々に球場で本塁打を2本も見れて、しかも近くに着弾したのですごくよかった。甲子園の雰囲気最高。途中で雨降ってきて濡れたけど楽しかった！

　やはり阪神では森下だが、この日は梅野と木浪、途中から9番に入った島田の活躍が目立った。下位でチャンスを作り、上位で返す阪神の攻撃パタンがうまく作れたと思う。

　あと、佐藤のスター性は別格。ちょっとした飛球やゴロの処理だけで球場全体が一体化する。この日も快音は聞けなかったが、エラーがなかったのはよかった。

　DeNAではオースティンの存在感がヤバい。捕殺されてから交代になったので、交錯で怪我したのかと思ったが、ベンチに帰ってから頭をぶつけたらしい。ポテンシャルはものすごいんだけど怪我が多い助っ人なのでちょっと心配。敵ながら今季はたくさん見れて嬉しいまである。

　2回裏の2死1、2塁で打席には青柳さん。ワンバウンドしたボールを振って三振に倒れた場面のファンのヤジに爆笑してしまった。

　ファン「どう見てもファウルやろ！！」