2024年09月08日（日）● ヤクルト 5-3 阪神

　おかしなタイミングでのブログスタートとなりましたが、阪神は中日戦3連勝、ヤクルト戦も2連勝。今日は巨人、広島と上位2チームがデーゲームで負けているので、なんとしても勝って、ゲーム差を縮めておきたいゲーム。

阪神タイガーススタメン

打順	守備	選手名	打席
1	中	近本 光司	左
2	二	中野 拓夢	左
3	右	森下 翔太	右
4	一	大山 悠輔	右
5	三	佐藤 輝明	左
6	左	前川 右京	左
7	捕	坂本 誠志郎	右
8	遊	木浪 聖也	左
9	投	西 勇輝	右

　おなじみのスターティングメンバー。相手投手が右の高梨なので6番には前川を起用。先発は安定感があるものの、ここまで6勝5敗と勝ちに恵まれていない西勇輝。なんとか先制点をプレゼントしたいところ。

東京ヤクルトスワローズスタメン

打順	守備	選手名	打席
1	中	西川 遥輝	左
2	左	サンタナ	右
3	遊	長岡 秀樹	左
4	三	村上 宗隆	左
5	一	オスナ	右
6	右	澤井 廉	左
7	二	山田 哲人	右
8	捕	内山 壮真	右
9	投	高梨 裕稔	右

　得点力を重視して組んだと思われる攻撃的な打線。とくに中盤が厚い。昨年、2軍でリーグトップの本塁打を記録した澤井を6番で起用し、先発には2022年以来勝ち星のない高梨。

試合結果

スコアボード

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計	安打	失策
阪神	0	0	0	2	0	0	0	1	0	3	5	1
ヤクルト	0	2	3	0	0	0	0	0	X	5	9	0

責任投手

勝利投手	高梨（1勝2敗0S）（ヤクルト）
敗戦投手	西勇（6勝6敗0S）（阪神）
セーブ	小澤（5勝6敗5S）（ヤクルト）

本塁打

阪神	森下13号（4回表2ラン）
ヤクルト	山田11号（2回裏2ラン）、澤井1号（3回裏3ラン）

おじさんの戦評

　非常にもったいない試合。2回の1死3塁で山田の打席。内角に甘く入った変化球をレフトスタンドに持っていかれたのは仕方ない。2点ならまだなんとかなる。

　問題は3回だ。1死から長岡が3塁へ内野フライを打ち上げるも、これを佐藤が落球し、続く村上は四球。オスナは三振。

　2死1、2塁で打席には澤井。本来なら回ってこなかった打席で、内角の球をライトスタンドへ運ばれてしまった。ボールも甘いように思えたが、これには西もガックリ。

　フジテレビONEで放送を観ていたが、佐藤の落球について、解説の谷繁さんが「グラブに穴開いてるんじゃないですよね？」とまで言っていた。確かにスローで見ると、一旦はグラブに入っているように見えるのに、佐藤の頭にボールが当たり、そのまま遊撃の木浪の方へボールが転がっているようにも見えた。なんとも不思議な現象。

　今日は何故か17時からの試合開始で、まだ明るかったこともあり、打球が見えにくかったのも原因だとは思う。

　結局、2試合連続で本塁打を放ち、絶好調だった佐藤もこれが原因なのかはわからないが無安打2三振。森下の2ランと中野の3ゴロの間に1点を返すのが精一杯だった。

　阪神は、良くも悪くも佐藤のチームなのかもしれない。でも、それでいいと思う。彼の活躍なくして阪神の優勝はないだろう。ここから優勝するのはかなり難しいが、まだ試合も残っているので、諦めずに応援しよう。

よかった選手

　やはり森下はすごい。チャンスで回ってくると、なんかやってくれる感じがビンビンする。佐藤とは違ったスター性のある選手。虎の未来は明るい。

　代打で出てきた糸原もさすがだった。今の阪神であれだけ粘り強い打撃ができる選手は糸原しかいるまい。

　ヤクルトでは、6回途中に高梨のあとに出てきたロドリゲスがすごくよかった。150キロオーバーのストレートに遅めの変化球を混ぜる見事な投球で、完全に流れをスワローズに持ってきたと思う。まだ26歳と若いし、今後の活躍が楽しみ。

　澤井もよかった。本塁打の次の打席は三振だったが、選球眼が良くなれば素晴らしい選手になりそう。スケールの大きな選手。

岡田監督のひとこと　

　岡田監督「まあ、18時からゲームしとったら勝ってたよな。なあ、3－0やったな。なんで17時やったんやろ？」

順位表

順位	チーム名	試合	勝利	敗戦	引分	勝率	勝差	残試合
1	巨人	124	65	53	6	.551	-	19
2	広島	121	63	53	5	.543	1	22
3	阪神	127	64	57	6	.529	1.5	16
4	DeNA	121	61	58	2	.513	2	22
5	中日	126	52	66	8	.441	8.5	17
6	ヤクルト	123	50	69	4	.420	2.5	20