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阪神タイガースに捧ぐ!おじさんの野球ブログ

2025年プロ野球タイトルホルダーまとめ|阪神勢の活躍を徹底レビュー!

2025年のレギュラーシーズンも終了。ゴールデングラブやベストナイン、MVP、新人王など、投票で決まるタイトルはまだですが、シーズン中の記録でのタイトルホルダーは確定しています。

 

今回は現時点で確定しているタイトルホルダーを紹介しましょう。おじさんは阪神ファンで、ほとんどセ・リーグの試合しか観ていないので、パ・リーグについてはあまりコメントできませんが、阪神の選手やセ・リーグを中心に簡単にコメントします。

 

投手部門

最優秀防御率

セ・リーグ
順位  選手名  チーム  防御率 
👑1👑  才木 浩人  阪神  1.55 
2  ケイ  DeNA  1.74 
3  山﨑 伊織  巨人  2.07 
パ・リーグ
順位  選手名  チーム  防御率 
👑1👑  モイネロ  ソフトバンク  1.46 
2  北山 亘基  日本ハム  1.63 
3  大関 友久  ソフトバンク  1.66 

 

最優秀防御率は我らが阪神の右の2枚看板の1人、才木選手が見事獲得! 開幕から終盤まで大きく崩れることもなく、シーズンを通して安定した投球を見せてくれました。

 

来季はポスティングによるMLB挑戦が囁かれているため、タテジマのユニフォームで活躍する姿は見られないかもしれませんが、間違いなく優勝に貢献してくれました。

 

ケイ選手は昨シーズンとは別人級の大成長。球速があんなに上がるとは…。山崎選手も戸郷選手が不調のなか、巨人のエースとして大活躍の1年でした。

最高勝率

セ・リーグ
順位  選手名  チーム  勝率 
👑1👑  村上 頌樹  阪神  .778 
-  山﨑 伊織  巨人  .733 
-  才木 浩人  阪神  .667 
パ・リーグ
順位  選手名  チーム  勝率 
-  モイネロ  ソフトバンク  .800 
👑1👑 大関 友久  ソフトバンク  .722 
-  宮城 大弥  オリックス  .700 

※モイネロ選手は13勝未満(タイトル資格なし)

 

最高勝率は阪神の右の2枚看板の1人、村上選手が獲得! 立ち上がりにやや不安のある選手ですが、たとえ崩れたとしても試合を作る能力に長け、粘りの投球を見せてくれました。

 

援護がなく、勝ちに恵まれない試合も多かったですが、今季の阪神先発陣のなかで、もっとも計算できる投手でした。来季も開幕をはってくれるでしょう!

最多勝利

セ・リーグ
順位  選手名  チーム  勝利 
👑1👑  村上 頌樹  阪神  14 
👑1👑  東 克樹  DeNA  14 
3  才木 浩人  阪神  12 
パ・リーグ
順位  選手名  チーム  勝利 
👑1👑  有原 航平  ソフトバンク  14 
👑1👑  伊藤 大海  日本ハム  14 
3  大関 友久  ソフトバンク  13 

 

今季最終戦の勝利で最多勝にも輝いた村上選手。今季の最終戦は本当に素晴らしかった。いろいろあって本当によかった。優勝を決めた試合より感動しました。最終戦の詳細はこちらを参照ください。

東選手は2年ぶり2度目の最多勝となりました。いつも高いレベルで安定しているところは本当にすごい。

 

DeNAは東選手、ジャクソン選手、ケイ選手の先発3本柱が実に強力! 外国人選手の来季の契約がどうなるのかわかりませんが、残ってくれれば来季も大きく崩れることはないでしょう。

 

岡田監督が監督に復帰した2023年、最終的にはソフトバンクに敗れたものの、獲得に乗り出した有原選手は2年連続3度目の最多勝獲得。さすがに見る目がある…。

最多セーブ

セ・リーグ
順位  選手名  チーム  セーブ 
👑1👑  マルティネス  巨人  46 
👑1👑  松山 晋也  中日  46 
3  岩崎 優  阪神  31 
パ・リーグ
順位  選手名  チーム  セーブ 
👑1👑  杉山 一樹  ソフトバンク  31 
👑1👑  平良 海馬  西武  31 
3  マチャド  オリックス  28 

 

最多セーブはマルティネス選手と松山選手。これは納得。この2人が出てきてマウンドで吠えていたら打てる気がしません。3位に岩崎選手が入ったのは嬉しい。今季後半は石井選手とのダブルストッパーだったしね。

 

パ・リーグでは杉山選手、平良選手が初受賞。平良選手のYouTube、ゲームしながら野球について忖度無しのコメントをしてくれるので結構観てます。面白い。

最優秀中継ぎ

セ・リーグ
順位  選手名  チーム  HP 
👑1👑  大勢  巨人  54 
2  及川 雅貴  阪神  52 
3  中川 皓太  巨人  38 
パ・リーグ
順位  選手名  チーム  HP 
👑1👑  松本 裕樹  ソフトバンク  44 
2  甲斐野 央  西武  35 
2  ペルドモ  オリックス  35 

 

最優秀中継ぎは大勢選手。打ちこまれる時期もありましたが、後半は素晴らしい投球を披露してくれました。サイドスローからの最速160km/hはすごすぎる。

 

2位に今季優勝の立役者、及川選手が入りました。今季は及川選手の躍進がヤバかった。HPがつかない場面の登板もあったので、そのあたりがタイトルにも影響したかなと思います。日本代表にも名前があがりましたが、登板過多なところだけが心配。

最多奪三振

セ・リーグ
順位  選手名  チーム  奪三振 
👑1👑  村上 頌樹  阪神  144 
2  髙橋 宏斗  中日  138 
3  山﨑 伊織  巨人  131 
パ・リーグ
順位  選手名  チーム  奪三振 
👑1👑  伊藤 大海  日本ハム  195 
2  今井 達也  西武  178 
3  モイネロ  ソフトバンク  172 

 

最多奪三振も最終戦で村上選手が高橋選手を抜いて獲得!  奪三振率でいえば7.55のケイ選手がトップなのですが、実はデュプランティエ選手が11.22と恐ろしい数値を記録しています。

 

デュプランティエ選手はコンディションの問題で、今季は8月9日以降登板がなく、投球回数も90回2/3と少ないものの、113奪三振を記録。来季も契約できるのであれば、ものすごい数値を記録できるのではないかと、おじさんはひそかに期待しています。

打撃部門

首位打者

セ・リーグ
順位  選手名  チーム  打率 
👑1👑  小園 海斗  広島  .309 
2  泉口 友汰  巨人  .301 
3  岡林 勇希  中日  .291 
パ・リーグ
順位  選手名  チーム  打率 
👑1👑  牧原 大成  ソフトバンク  .304 
2  柳町 達  ソフトバンク  .292 
3  中川 圭太  オリックス  .284 

 

小園選手は実に勝負強い。今季の得点圏打率.413は両リーグダントツでした。入団したての頃は阪神・小幡選手と同じ守備型の選手だと思っていましたが、まったく違う選手に成長しましたね。泉口選手も2年目でこれとは素晴らしすぎる。

 

おじさんはリーグ5位ではあるものの、阪神・中野選手の.282を褒め称えたい。犠打は2位の中日・田中選手の倍となる44。犠打では打率は下がらないものの、走者を進める内野ゴロなどを故意に打ってのこの成績は本当に見事。

 

キレキレの守備でも勝利に貢献しました。おじさんがMVPを選ぶなら、文句無しに中野選手を推します。来季も期待してしまう。

最多安打

セ・リーグ
順位  選手名  チーム  安打 
👑1👑  岡林 勇希  中日  168 
2  小園 海斗  広島  161 
3  近本 光司  阪神  160 
パ・リーグ
順位  選手名  チーム  安打 
👑1👑  村林 一輝  楽天  144 
2  清宮 幸太郎  日本ハム  143 
3  ネビン  西武  141 

 

岡林選手も素晴らしい。阪神・近本選手に近いリードオフマンだと思います。中日は岡林選手がバリバリに動けている間にチームを再建したいですね。阪神も同じような年齢の選手が活躍しているので、いつか谷間が来るはず。若手の育成は大切です。

 

あと清宮選手ってこんなに打ってたのか。数年前まではアーチストだと思っていましたが、昨年くらいからモデルチェンジして広角に打てるようになりましたね。それでもハマった時の打球の角度はまさにアーチストだけども。

最多本塁打

セ・リーグ
順位  選手名  チーム  本塁打 
👑1👑  佐藤 輝明  阪神  40 
2  森下 翔太  阪神  23 
3  村上 宗隆  ヤクルト  22 
パ・リーグ
順位  選手名  チーム  本塁打 
👑1👑  レイエス  日本ハム  32 
2  山川  ソフトバンク  23 
3  ネビン  西武  21 

 

いやぁ、阪神の和製大砲が本塁打ランキングの上位を占める日が来るとは…。28本打って最後までキング争いをしていた2020年の大山選手以来、本塁打ランキングには無縁だったのにいきなりこれはすごい。

 

佐藤輝選手は一気に覚醒したね。森下選手も調子の波はあるものの、一回り成長した。これもすべて小谷野打撃コーチのおかげだとしたら、藤川監督は先見の明があるわ。すごい。

最多打点

セ・リーグ
順位  選手名  チーム  打点 
👑1👑  佐藤 輝明  阪神  102 
2  森下 翔太  阪神  89 
3  大山 悠輔  阪神  75 
パ・リーグ
順位  選手名  チーム  打点 
👑1👑  レイエス  日本ハム  90 
2  清宮 幸太郎  日本ハム  65 
3  ネビン  西武  63 

 

これは感無量。もういうことないですね。上位3人が阪神のクリーンアップってすごすぎるでしょ。如何に上位打線が出塁してチャンスで回ってきたかという証拠。1番から5番までを固定して戦えたのは本当に大きかったと思います。

 

あと西武のネビン選手。最多安打・最多本塁打・最多打点の3位にランクインする好打者ですね。交流戦でもチャンスに強いところを見せていました。これは立派。

最高出塁率

セ・リーグ
順位  選手名  チーム  出塁率 
👑1👑  小園 海斗  広島  .365 
2  大山 悠輔  阪神  .363 
3  泉口 友汰  巨人  .362 
パ・リーグ
順位  選手名  チーム  出塁率 
👑1👑  柳町 達  ソフトバンク  .384 
2  レイエス  日本ハム  .347 
3  ネビン  西武  .346 

 

いやぁ、このタイトル争いも激しかった! 阪神・大山選手が最終戦で3打席連続四球でトップに立ったのでよし! と思っていたら、次の日の試合で小園選手が2打数2安打でトップに返り咲く展開。いや、ホントにすごかった。小園選手もあっぱれ!

 

ネビン選手、ここでも3位はちょっとすごすぎるでしょ。柳町選手は四球62。大山選手の74には及ばないものの、選球眼の良さが際立ちました。熊谷選手とそっくりなところも親近感を覚えます。

最多盗塁

セ・リーグ
順位  選手名  チーム  盗塁 
👑1👑  近本 光司  阪神  32 
2  上林 誠知  中日  27 
3  三森 大貴  DeNA  22 
パ・リーグ
順位  選手名  チーム  盗塁 
👑1👑  周東 佑京  ソフトバンク  35 
2  小深田 大翔  楽天  28 
3  西川 愛也  西武  25 

 

これも激しかった。近本選手が絶不調だった時期に上林選手が盗塁を重ねた時は「今年はアカンのかも」と思ってしまいました。

 

上林選手は移籍2年目で打率.270、本塁打17本の成績は見事。足も速いのはすごい。ソフトバンクもこんな選手を手放せるところがすごいな…。三森選手も91試合の出場でこの数字は素晴らしい。あ、彼もソフトバンクから来た選手か…。

 

周東選手はさすが。近本選手は4年連続6度目の栄冠。周東選手も3年連続4度目の獲得となりました。

まとめ

2025年シーズンも盛り上がりを見せたプロ野球。とくにパ・リーグはシーズン終盤まで優勝がもつれこむ接戦となりました。

 

おじさんは、交流戦でセ・リーグが負けすぎたことが、多少なりとも影響しているのではないかと思っています。

 

交流戦はもちろん、オールスターでもパ・リーグがセ・リーグを圧倒していたし、おそらくパ・リーグのチームの方が総合力が高いんでしょうが、日本シリーズではなんとかセ・リーグに頑張ってほしいと思っています。

 

なんか関係ないまとめになってしまいましたが、今回はこのあたりでお別れしましょう!

 

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