
日本シリーズ初戦を制したものの、その後3連敗を喫し、もう後がない阪神。ソフトバンクの強さを思い知らされる試合が続いているが、どうあがいても今日負けてしまえばおしまいだ。
ここから日本一になるには3連勝するしかない! 長年、阪神ファンをやっているおじさんから見ても、ものすごく厳しいことはわかっているが、最後の意地を見せてほしい。そして、願わくばおじさんに日本一仕様の金文字ユニフォームを購入させてくれ! デュプランティエ選手のやつを!!
スターティングメンバー
福岡ソフトバンクホークス
| 打順 | 守備 | 選手名 | 打席 |
|---|---|---|---|
| 1 | 左 | 柳田 悠岐 | 左 |
| 2 | 中 | 周東 佑京 | 左 |
| 3 | 右 | 柳町 達 | 左 |
| 4 | 一 | 山川 穂高 | 右 |
| 5 | 三 | 栗原 陵矢 | 左 |
| 6 | 遊 | 野村 勇 | 右 |
| 7 | 二 | 牧原 大成 | 左 |
| 8 | 捕 | 海野 隆司 | 右 |
| 9 | 投 | 有原 航平 | 右 |
ソフトバンクのスタメンは昨日と同じ。とくに当たっている1番の柳田選手、2番の周東選手、4番の山川選手には注意が必要だ。あと、なんとなくそろそろ海野選手が打ちそうなので今日は注目してみたい。
先発は…えっ!? 中4日で有原選手? ソフトバンクは一気に決めるつもりだ。前回は5回まで危なげない投球をされたため、どのように攻略するかが鍵となる。立ち上がりに不安があるタイプでもなさそうなので、やはり後半勝負になるのか。下位打線の奮起に期待したい。
阪神タイガース
| 打順 | 守備 | 選手名 | 打席 |
|---|---|---|---|
| 1 | 中 | 近本 光司 | 左 |
| 2 | 二 | 中野 拓夢 | 左 |
| 3 | 右 | 森下 翔太 | 右 |
| 4 | 三 | 佐藤 輝明 | 左 |
| 5 | 一 | 大山 悠輔 | 右 |
| 6 | 遊 | 木浪 聖也 | 左 |
| 7 | 左 | 髙寺 望夢 | 左 |
| 8 | 捕 | 坂本 誠志郎 | 右 |
| 9 | 投 | 大竹 耕太郎 | 左 |
阪神は6番遊撃に木浪選手を起用。7番左翼には高寺選手が入っています。今日も小野寺選手に…って今日ベンチ入りしてないやん!? 原口選手もいないし…。ならば中川選手に期待したい!
先発は…お待たせしました! ここまでポストシーズンの登板がなかった大竹選手! 6月21日の交流戦では、5回無失点の好投で勝投手になっている。中1カ月の登板となるが、ここでも古巣に恩返しし、育成ドラフト出身者初の先発勝利を達成してほしい!
試合結果
スコアボード
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 | 安 | 失 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 3 | 10 | 0 |
| 阪神 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 8 | 1 |
責任投手
| 勝利投手 | 杉山(1勝0敗2S) |
|---|---|
| 敗戦投手 | 村上(1勝1敗0S) |
| セーブ | 松本裕(0勝0敗1S) |
本塁打
| ソフトバンク | 柳田1号(8回表2ラン) 野村1号(11回表ソロ) |
|---|---|
| 阪神 | なし |
おじさんの戦評
日本シリーズらしい素晴らしいゲーム。でも、最後に勝利をてにしたのはソフトバンクでした。
ゲームが動いたのは2回裏。先頭の佐藤輝選手が左前、高寺選手が四球を選び、2死1・2塁のチャンス! ここで坂本選手がタイムリーを放ち、今日も幸先良いスタート!
さらに5回裏、先頭の大竹選手が中前、近本選手も右前と続き、1死1・2塁で打席には佐藤輝選手。ソフトバンクはここで有原選手を諦め、左腕のヘルナンデス選手にスイッチするも、佐藤輝選手がカウント2-2から見事に中前に運んで2点目を奪います。とてもいい感じ!
大竹選手は4回まで完全投球の素晴らしいピッチング。最終的に6回を投げ切り、3安打無失点! お見事!!
ゲームが盛り上がりを見せたのは7回表。ソフトバンクはこの回からマウンドに上がった及川選手を攻め、柳町選手の中前、野村選手が四球を選んで2死1・2塁。ここでシーズン首位打者の牧原選手に代打・近藤選手! お互い譲らないものすごい勝負! 最後は及川選手がフルカウントから見逃し三振に仕留め、流れは完全に阪神に!
8回表には無失点男・石井選手がマウンドに上がり、この回も無失点…と思いきや、先頭の嶺井選手に見事に右前に運ばれた後、柳田選手にまさかの2ランを浴びて同点! どんな試合だ! その後も2死1・3塁のピンチを背負うものの、なんとか追加点を許さず。
9回表は岩崎選手がマウンドにあがり、試合はそのまま延長線に。そして10回表には何と村上頌樹選手がマウンドにあがります。いやぁ、本当に素晴らしい試合。解説の川崎宗則さんが興奮するのもわかります。
そして11回表。村上選手が先頭の野村選手にスタンドに運ばれて…。阪神の反撃もここまで。
おじさんが気になったのは4回裏。大山選手が四球、高寺選手が左前で1死1・2塁のチャンス。ここで打席には8番の坂本選手。当然、次は9番の大竹選手なんですが、大竹選手はここまで完全投球。なのにネクストでは前川選手が用意をはじめている。
え? ここで代打なの? 確かにチャンスだけどまだ1点リードしてるよ?? 最終的に坂本選手が併殺に倒れたため、そのまま大竹選手がマウンドへ行きましたが、マウンドに上がる準備をしていなかったのか、投球まで結構な時間を要しました。その後、大竹選手が崩れはじめたので、あのタイミングでの代打準備には疑問が残りました。
ただ、今日はいい試合でした。結局、日本シリーズは1勝4敗ながら、2戦目を除けばすべて1点差。ですが、数字以上にソフトバンクの選手層の厚さ、そして強さを実感したシリーズでした。パ・リーグのチームすごいな。
ですが、きっと来季。来季はさらに成長した阪神が見られるはず。オフシーズンの補強を含め、来季の阪神の活躍にも期待しましょう! 阪神タイガース関係者、そしてファンの皆さん! 今年も一年お疲れ様でした!!
試合詳細
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