虎とおじさん

阪神タイガースに捧ぐ!おじさんの野球ブログ

虎とおじさん

2024年09月14日(土)○ 阪神 4x-3 広島

 昨年の今日、阪神は18年ぶり6度目のセ・リーグ制覇を達成。

 今日も勝って、まずは2位を確実なものにしたいところ。森下の5試合連発にも期待がかかる。ただ、9月も半ばなのにめちゃくちゃ暑い。デーゲームで大丈夫か?

広島東洋カープスタメン

打順 守備 選手名 打席
1 秋山 翔吾
2 坂倉 将吾
3 堂林 翔太
4 野間 峻祥
5 小園 海斗
6 矢野 雅哉
7 末包 昇大
8 菊池 涼介
9 森 翔平

 今日も打順を大幅に入れ替えてきた広島。調子のいい打者から順に並べているような打線だが、それはそれで怖い。理にかなっているような気もする。

 先発は森。緩急の扱いがうまい投手だが、今年の登板は何故か阪神戦のみ。どこか不気味な起用だ。

阪神タイガーススタメン

打順 守備 選手名 打席
1 近本 光司
2 中野 拓夢
3 森下 翔太
4 大山 悠輔
5 佐藤 輝明
6 井上 広大
7 梅野 隆太郎
8 木浪 聖也
9 才木 浩人

 阪神はいつもの感じ。先発が左の森なので6番には井上を起用。昨日は前川が活躍したので、井上もいいところを見せてほしい。

 先発は才木。疲れなのかシーズン当初のような勢いは感じられないが、ここまで12勝と間違いなく阪神のエース。ここを勝って最多勝のタイトルへも弾みをつけたいところ。

試合結果

スコアボード

  1  2  3  4  5  6  7  8  9  計  安打 失策
広島 0 0 0 1 0 2 0 0 0 3 9 1
阪神 0 0 0 0 0 0 3 0 1X 4 7 0

責任投手

勝利投手  ゲラ(1勝4敗12S)(阪神)
敗戦投手  黒原(4勝3敗0S)(広島)
セーブ  

本塁打

広島   
阪神   

おじさんの戦評

 広島が小技を絡めて得点するのに対し、阪神は広島先発の森を攻略できず、6回まで散発3安打無四球と非常に苦しい展開。

 

 しかし、7回表に森に代打が送られ、7回裏に島内がマウドに上がってから反撃を開始。
 1死満塁のチャンスで梅野が見事に押し出しを選ぶと、続く木浪のニゴロを捕球した菊池が、遊撃の矢野にパスするもうまく捕球できずさらに1点追加。そして1死満塁で代打の原口が左前へ弾き返し、見事同点に追いついた。

 

 キーポイントはこの7回裏の場面で、木浪のニゴロの際、スローで見ると菊池の送球を矢野が2塁を踏んだ状態で捕球しているようにも見える。その後、1塁に送球しようとしたところでグラブからボールがこぼれ、オールセーフの判定となったが、新井監督はリクエストを出してもよかったんじゃないだろうか。
 もし、あそこで2塁だけでもフォースアウトになっていれば、その後の展開も変わっていたかもしれない。

 

 9回裏に木浪の四球、小野寺の死球などでチャンスを作り、2死1、3塁の場面で打席には中野。前の打席、満塁で三振を喫し、悔しい思いをしていた中野だったが、ここで見事に中前に弾き返し、劇的なサヨナラで試合を締めくくった。

 

 しかも今日もヤクルトが巨人を破り、首位とのゲーム差も縮まった。グッジョブ!

よかった選手

 今日は原口の活躍が光った。実に8月25日以来、14試合ぶりの打席となったものの、満塁のチャンスで見事にタイムリーを放った勝負強さは頼もしいことこの上なし。

 

 広島では野間の渋い打撃が目立った。あと、やはり菊池の守備はすごい。ここまで素晴らしい守備を見せていた矢野は、あきらかに精彩を欠いている様子。後半にはベンチに退いていたし、疲労がたまっているのかも。ちょっと心配だ。

岡田監督のひとこと

 (初球を打たれる場面が多いことについて)

 岡田監督「良くないっていうか、何十回言うてんの、今年。なあ。勝つからおかしなるんよ、こんな展開で」

順位表

順位 チーム名 試合 勝利 敗戦 引分 勝率 勝差 残試合
1 巨人 129 68 55 6 .553 - 14
2 阪神 131 67 58 6 .536 2 12
3 広島 126 63 58 5 .521 2 17
4 DeNA 125 63 60 2 .512 1 18
5 中日 131 54 69 8 .439 9 12
6 ヤクルト 128 54 70 4 .435 0.5 15